東洋医学の考えでは、私達人間を含め自然界にあるものはすべて、気・血・水 という基本物質が集まることによって作られていると考えられています。
気・血・水は飲食物に含まれている水穀の精微という栄養素と空気の中にある清気が体内に取り込み合わせることで生成されます。
それらはお互いに制約し依存しながらお互いを助け合うことで密接に関わっています。
特に気は私達人間の身体の根本となり、気が集まることで身体を作りその体を動かす為のエネルギー源にもなります。
気は原気・宗気・営気・衛気の4種類に分類され、全身を巡り体温を維持し免疫を高め、消化・吸収を行うなどすべての生命活動を担っています。
東洋医学ではその気の流れが「暴飲暴食」「運動不足」「冷え」「ストレス」「過労」「睡眠不足」などにより巡りが悪くなることで、筋肉・靱帯・関節の緩みもしくは緊張が起こり身体のバランスが崩れ痛みや不調が起こると考えます。
当整骨院では、骨盤の歪み・足の長さ・筋肉の状態・顔色・症状がでている箇所などにより、痛みの原因を確定し施術を行います。
具体的には、身体全体に走行している14本の経絡(気の通り道)上のツボを独自の施術法で刺激することにより、気(エネルギー)血(血液)水(リンパなど)の流れを促進し、お身体の痛みや不調を根本から改善してまいります。
必要に応じ、骨盤の歪みを4つのタイプに分類し、それぞれに適したソフト矯正を行ってまいります。
痛みの原因確認
手技療法
独自の佐々木式手技療法でお身体の痛みや不調を根本から改善して参ります。
物理療法
手技療法だけではなく、様々な痛みに対して複数の物理的治療機器の中から最適な機器を使用する事により、痛みの改善を行って参ります。
テーピング
立ち仕事による膝の痛みやスポーツによるケガや後遺症などの場合、より効果を上げる為に最善のテーピングを行って参ります。
トルマリン療法
微弱電波・マイナスイオン・遠赤外線などの効果が最大限発揮できるトルマリン鉱石は様々な効果がありますので、施術と併用することにより、高い効果が期待できます。
鍼灸治療
鍼は筋肉の張りを緩和し、血液やリンパ液の循環を改善することで痛みや炎症を抑える働きや、自律神経を整える作用、ストレスの軽減にも役立ちます。
東洋医学治療東洋医学の考え方
病は気から
東洋医学では陰陽のバランスがとれ、気・血・水が滞りなく身体の中を巡っている状態を健康と考えます。
とくに気は、私達の身体の根本となり、気が集まることで身体を作り、その体を動かす為のエネルギー源にもなります。
気は、原気・宗気・営気・衛気の4種類に分類され、全身を巡り体温を維持し、免疫を高め、消化・吸収や呼吸を行うなど、すべての生命活動を担っており、いったん気の不調が起こると、「病は気から」というように、様々な病気の原因となってしまいます。
気
気の作用
気は温煦(おんく)・推動(ついどう)・防御・固摂(こせつ)・気化という5つの働きを行っており、温煦作用とは、体温を維持し高める作用で、推動作用は成長や発育を行い、血や水の循環を行います。
防御作用 | 身体の表面を保護し、外敵の侵入を防ぎ免疫を高めます |
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固摂作用 | 体液が体外に漏出するのを防ぎ、汗や尿などの排出量を調節します |
気化作用 | 飲食などで身体に取り入れた栄養素を、気に転化し、気を血に転化する働きを行うなど、気は私達が生きていく上で、必要不可欠な存在と考えられています |
気の不調
人間の成長や発育、体温維持、消化、吸収などすべての生理活動は、気の作用によるものとされており、いったん気の不調が起こると、人間の活動に多大な影響を与えます。
気の変調には、気の量が不足している気虚、気の流れが滞っている気帯、気の流れが逆行している気逆などがある。
気虚の症状 | 食欲不振・身体がだるい・疲れやすい・手足の冷え |
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気帯の症状 | イライラ・不眠・げっぷ・おなら・咽のつまり・腹部の張りなど |
気逆の症状 | ほてり・のぼせ・発汗・動悸・喘息など |
血
血の作用
東洋医学では、血は気と並び人体の生理活動を担う基本物質です。
血は赤色の液体で、概ね、西洋医学でいう「血液」のことで、血と気はお互いに密接に関連していて、血の不調は、気の不調を伴うことが多いとされています。
また、血は全身に栄養分を与える「滋養作用」、精神を落ち着かせる「寧静(ねいせい)作用」を持っています。
血の不調
血は、飲食物から摂取する栄養物を原料に生成される為、十分な食事が摂れなかったり、栄養を消化吸収する消化器の働きが、低下したりすると問題が発生します。
血の変調には大きく分けて、血虚・瘀血(おけつ)・血熱の3種類があります。血虚は血の量が不足して、機能が低下している状態で、瘀血は血の循環が停滞し、巡りが悪くなっており、血熱は、血に熱がこもっている状態です。
血虚の症状 | 貧血・月経不順・不眠・物忘れ・目のかすみなど |
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瘀血の症状 | 肩こり・目の下のクマ・シミ・五十肩・生理痛・頭痛など |
血熱の症状 | 血尿・皮膚のかゆみ・乾燥・月経過多・発熱など |
水
水の作用
水(津液/しんえき)は、リンパ液など血以外のすべての体液のことで、関節を滑らかにしたり、髪や肌に潤いを与えたり、また涙、汗、よだれ、鼻水、つばの五液を作り、体温調節などにも関わっています。
水の不調
水の不調には、ストレスや過労、汗のかきすぎなどにより水の量が不足した内燥、水が部分的に過剰になり、身体の水分量が増え湿った状態になる内湿、内湿が長期に及び、そこに、病的な熱が加わる事で熱を帯びた状態を、湿熱といいます。
内燥の症状 | 関節の異常・肌や髪の乾燥・口・はな・のどの渇きなど |
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内湿の症状 | むくみ・めまい・吐き気・腹水・神経痛など |
湿熱の症状 | 関節炎・多汗・膀胱炎・口の渇き・口内炎など |
東洋医学の病気(不調)の考え方
西洋医学では、血液検査や尿検査など、臨床検査の数値により病気の診断を行うが、東洋医学では、陰陽のバランスが保たれ、経絡上を気・血・水が充分な量、よどみなく流れている状態を健康と考えます。
陰陽とは自然界にあるすべての物を陰と陽に分け、両者が対立したり制約したりしながら、存在し天と地・表と裏・昼と夜・動と静・男と女など、すべてがこれに当てはまります。
東洋医学の考える病因
気・血・水が滞ることや、陰陽のバランスが崩れると、五臓六腑に不調が起こり、それにより、関連する器官に痛みや不調が起こり、病気となります。その原因として、内因・外因・不内外因があります。
内因とは精神の状態が身体の内部から病気を引き起こすとし、人間には、喜・怒・思・悲・憂・恐・驚の7つの感情(七情)があるとされ、その感情の過度な変化が、病気の原因になります。
七情がもたらす不調
喜(心) | 喜びすぎることで気がゆるみ心を傷つけ、それにより集中力低下や不眠・不安感を引き起こします |
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怒(肝) | 怒りすぎることで気が上がり肝を傷つけ、それにより気の流れが滞り、頭痛・めまい・目の充血などを引き起こします |
思(脾) | 考えすぎると脾を傷つけ気は滞留し、食欲不振・腹痛・便秘などを引き起こします |
悲・憂(肺) | 憂い悲しみすぎると気が消失し肺を傷つけ、咳・息切れ・胸苦しさなどを引き起こします |
恐(腎) | 怖がりすぎると気が下がりすぎてしまい、腎を傷つけ、頻尿や足の冷え・骨粗鬆症を引き起こします |
驚(腎) | 驚きすぎると気が乱れ腎を傷つけ、精神に混乱を生じ不眠・精神錯乱などを引き起こします |
外因 | 6種類の気候変化である天気が異常をきたすと六邪となり、人体を外部から発病させる病因となり、風邪・寒邪・署邪・湿邪・燥邪・火邪の六邪が代表的なものです |
六邪が引き起こす症状
風邪(肝) | 春に多くあらわれ、頭痛やふらつき・めまい・鼻づまりなどを引き起こします |
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寒邪(腎) | 冬の気温が低い時期に多くあらわれ、手足の冷えや腹痛・下痢・関節の痛みを引き起こします |
暑邪(心) | 真夏の暑さが厳しい時にあらわれ、多汗やのどの渇き・動悸・息切れなどを引き起こします |
湿邪(脾) | 梅雨時や季節の間(土用)の湿気の多い時にあらわれ、足のむくみ・関節の腫れ・胃下垂・神経痛などを引き起こします |
燥邪(肺) | 空気が乾燥する秋にあらわれ、口内・鼻の中・皮膚を乾燥させ、呼吸器の異常などを引き起こします |
火邪 | 他の邪気が熱化したもので、季節は関係なく燃え上がり蒸発する性質があり、高熱やのぼせ、精神不安・不眠などを引き起こします |
不内外因 | 内因にも外因にも属さず、生活習慣により影響を受けます。特に、食の過不足や偏食、仕事のし過ぎや遊びすぎ、心労や怠惰な生活などが原因になります |
陰陽論
東洋医学では、自然界のあらゆるものを、その特性により陰(いん)と陽(よう)にわけました。
たとえば、太陽と月・天と地・表と裏・昼と夜・夏と冬・動と静・男と女など、例を挙げればきりがない程です。
また、自然界の陰と陽は、双方がバランスを取りながら推移しており、一日の移り変わりでいえば、真昼には陽が旺盛になり、真夜中になると陰が極まります。そして、夜明けが近づくと陰が弱まり、陽が強くなっていきます。四季で考えると、真夏(夏至)に陽が極まり、真冬(冬至)に陰が極まります。
人間にも陰陽があり、五臓(肝・心・脾・肺・腎)は陰で、六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)は陽に属し、人が健康なときは、陰陽のバランスがうまく保たれており、どちらかが強くなりすぎたり、弱まったりする状態が続くと、不調の原因となってしまいます。
人には元々、陰陽のバランスの崩れを修復する能力(自然治癒力)が備わっていますが、過度なストレス・過労・急激な天候の変化などにより陰陽のバランスが崩れ、自然治癒力が低下すると、病気になり、なんらかの治療が必要となってしまいます。
陰 | 地 | 夜 | 裏 | 月 | 女 | 冷 | 軽い | 死 | 外側 | 下降 | 暗 | 低い | 柔い | 五臓 | 静 | 収縮 |
陽 | 天 | 昼 | 表 | 太陽 | 男 | 熱 | 重い | 生 | 内側 | 上昇 | 明 | 高い | 硬い | 六腑 | 動 | 膨張 |
五行論
古代中国の哲学では、自然界にあるあらゆるものは、木、火、土、金、水の5つの要素で成り立っており、五行の行という字は、巡る、循環するという意味があり、5つの特性が巡る事で自然界(森羅万象)すべての物が構成されていると考えられている。
東洋医学では、五臓六腑をはじめ身体の様々な器官を木、火、土、金、水の5つの特性に振り分ける事で診断や治療法を決定する。
東洋医学を行ううえで欠かすことのできない考え方である。
5つの特性
木 | 樹木が成長することで上・外へと枝が伸び上昇、成長している意味をあらわしている |
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火 | 火が燃え上がることで温熱、上昇などの意味をあらわしている |
土 | 播種、収穫など農作物の作用をあらわしている |
金 | 変革をあらわす、清潔、粛降(下ろす)、収剣の作用をあらわしている |
水 | 水のもつ滋潤性、下へ下げる作用をあらわしている |
木 | 火 | 土 | 金 | 水 | ||
五行と関連する身体の部位 | 五臓 | 肝 | 心 | 脾 | 肺 | 腎 |
五腑 | 胆 | 小腸 | 胃 | 大腸 | 膀胱 | |
五官 | 目 | 舌 | 口唇 | 鼻 | 耳 | |
五主 | 筋 | 脈 | 肉 | 皮 | 骨 | |
五液 | 涙 | 汗 | よだれ | 鼻水 | 唾 | |
五華 | 爪 | 面 | 唇 | 毛 | 髪 | |
五臓に変調を招くもの | 五季 | 春 | 夏 | 長夏 | 秋 | 冬 |
五悪 | 風 | 熱 | 湿 | 寒 | 燥 | |
五臓が変調した際の症状 | 五色 | 青 | 赤 | 黄 | 白 | 黒 |
五志 | 怒 | 喜 | 思 | 憂 | 恐 | |
五味 | 酸 | 苦 | 甘 | 辛 | 塩辛 | |
五臓を補う食べ物 | 五果 | スモモ | アンズ | ナツメ | 桃 | 栗 |
五菜 | ニラ | ノビル | フユアオイ | 葱 | 大豆の葉 | |
五穀 | 麦 | モチキビ | タカキビ | 稲 | 豆 | |
五畜 | 鶏 | 羊 | 牛 | 馬 | 豚 |
蔵象学説
東洋医学には、蔵象説という概念があり、内臓(五臓六腑)を、単に身体を構成する一つの器官と考えるにではなく、それらは、身体の様々な器官と密接に関連しており、ひとたび内臓(五臓六腑)に変調が起こると、それらと関係のある器官にも、影響を与える(肩代わり)という考えです。
例えば過労やストレス・寝不足などにより肝に負担がかかると、肝と関連の深い目や筋に変調が起こり、目のかすみや充血・肩こり・寝違え・などを引き起こしてしまいます。
その為、東洋医学では、目や首の症状があっても、その部分だけを施術するのではなく、患部以外にある肝のツボを施術する事で、根本から症状を改善させていきます。
また身体の中には、手足に各6本ずつ計12本と、身体の正中前後に各1本、合計14本の経絡と呼ばれる、気・血・水(エネルギー)が流れる通り道が存在しており、その一本一本が各内臓(五臓六腑)を正常に働かせる為に、気・血・水(エネルギー)を供給しています。
その経路を流れる気・血・水が、ストレスや暴飲暴食・冷え・過労などが原因で滞る事で、身体のバランスが崩れ、様々な不調が発生すると考えられています。
五臓六腑の作用と不調
陰陽のバランスが崩れる事や、気・血・水の流れが滞る事で、内(五臓六腑)の働きが低下すると、内臓だけでなく、内臓と関連のある各器官にも、様々な異常が生じます。
例えば肝(肝臓)に負担をかけるストレスや寝不足・暴飲暴食が続くと、肝(肝臓)だけでなく、肝に関連の深い筋に不調が起こり、寝違えや偏頭痛・肩こりが起こりやすくなり、また肝(肝臓)と関連が深い目に負担がかかり、疲れ目や充血などを引き起こします。
肝の不調によって起こる症状
寝違え 疲れが取れにくい 偏頭痛 目の疲れ 眼の充血 右肩こり 不眠症肝の働きが弱ると、気・血・水の流れをよくする機能が低下し、それによりイライラし、怒りっぽくなり、不眠症や精神疾患の原因となり、さらに消化器にも影響し、食欲不振や嘔吐・下痢・腹痛を起こし、目や筋に不調が起こしやすくなります。
また東洋医学では、肝(肝臓)胆(胆のう)は表裏一体と考え、肝・胆の働きが低下すると、身体の右側に症状が出やすくなり、特にスジに関するトラブルが多いと言われています。
日常生活
肝臓と言えば、お酒の飲みすぎを一番に想像しますが、肝臓に悪影響を与えるのはアルコールだけではありません。
過労や過度のイライラ、睡眠不足なども肝臓に負担をかけます。日頃から充分な睡眠と、あまりイライラしないように感情をうまくコントロールしましょう。
食品・飲料
アルコール・脂質は極力避け、薬物の過度の常用もなるべく避けましょう。味覚では、酸味が肝・胆を調節しますので週2回程度、天然の酢を使用した食品を摂ると良いでしょう。
おすすめ | 玄米・ゴマ・にら・海藻・人参・大豆・イカ・鶏卵・麦・桃 |
---|---|
控えたい | アルコール・牛肉・豚肉・甘味全般・インスタント食品 |
肝のツボ
太衝 | たいしょう | 肝機能を高める作用があります |
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陽陵泉 | ようりょうせん | 肝臓・胆のうの働きを促進する作用があります |
肝兪 | かんゆ | 肝機能を高める作用があります |
胆兪 | たんゆ | 肝臓・胆のうの働きを促進する作用があります |
心の不調によって起こる症状
動悸 息切れ めまい 顔のむくみ 高血圧 心臓衰弱 リウマチ心の働きが弱ると、血(血液)の循環が低下し、身体が滋養されなくなり、動悸や息切れ・めまいが起こりやすくなります。
また、東洋医学のツボの考えでは、心と小腸は表裏一体と考え、心・小腸の働きが低下すると、循環器系の問題や、神経系の症状が出やすくなるため、情緒不安定や不安感を生じさせます。
日常生活
心・小腸の弱い人は、ウオーキングなど、軽めの運動を心掛け肥満に気をつけます。
食品・飲料
なるべく血液を浄化する食品や、コレステロールの少ない食品を摂るように心掛けましょう。
おすすめ | かぶ・人参・れんこん・ねぎ・小麦・黒豆・しいたけ・黍 |
---|---|
控えたい | 肉類・貝類・牛乳・きのこ類・酒類・バター |
心臓・小腸のツボ
神門 | じんもん | 腸の働きを整える作用があります |
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少海 | しょうかい | 心臓の働きを高める作用があります |
心兪 | しんゆ | 心臓の働きを高める作用があります |
小腸兪 | しょうちょうゆ | 小腸の働きを整える作用があります |
脾の不調によって起こる症状
胸焼け 食欲不振 口内炎 胃下垂 糖尿病 左肩こり 膝水腫脾のおもな機能に消化吸収があり、脾の働きが低下すると、消化や吸収に異常が起こり、食欲不振や腹痛・げっぷ・慢性下痢など、胃腸に関する不調が生じます。
また、口は脾との関連が強く、よだれが減り、口が渇き口内炎ができやすくなります。
東洋医学では、脾(脾臓)と胃は表裏一体と考え、脾・胃に問題が起こると、身体の左側に症状が出やすくなり、特に、筋肉に関するトラブルが多いと言われています。
日常生活
多くは、食生活の誤りにより、異常を起こしやすくなり、日常のストレスや心労も要注意です。適度な運動や、趣味の時間を取り、ストレスを溜めないように心掛けましょう。
食品・飲料
食の不養生が脾・胃を痛める第一の原因と考えられています。
カリウムの多い食品(コーヒー・緑茶・果物等)や甘い物・油物・冷たい物を避けて、消化の良いものをよく噛んで食べるよう心掛けましょう。また、暴飲暴食は避け、腹八分を心掛けましょう。
おすすめ | 大根・れんこん・ごぼう・春菊・うなぎ・みそ・豆腐 |
---|---|
控えたい | 肉類・魚貝類・生卵・アイスクリーム・コーヒー |
肝のツボ
三陰交 | さんいんこう | 消化吸収を高める作用があります |
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足三里 | あしさんり | 胃腸の働きを高める作用があります |
脾兪 | ひゆ | 胃の不快感、食欲減退などを緩和する作用があります |
胃兪 | いゆ | 胃腸の働きを高める作用があります |
肺の不調によって起こる症状
便秘 下痢 皮膚のトラブル 呼吸器一般 蓄膿症 痔肺は、気や津液を全身に拡散させ、免疫を高め、身体に潤いを与える作用があり、また、気や津液を下方に降ろし、全身に巡らせます。
また、東洋医学では、肺(肺臓)と大腸は表裏一体と考え、肺・大腸の働きが低下すると、呼吸器系の問題や便秘などの症状が出やすくなり、特に皮膚に関するトラブルが増えます。
日常生活
肺
食品・飲料
肺・大腸の弱っている人は、白い物、適度な辛味のある食品を摂ると良いでしょう。特に大根やカブなど、根菜類は身体を温める効果が高いので、積極的に食べるようにしましょう。
おすすめ | 梅・にんにく・白ネギ・チンゲンサイ・ごぼう・たけのこ・黒ゴマ・大根・カブ・稲・柿 |
---|---|
控えたい | アルコール・甘味全般・生卵・酢の物・なす・動物性油脂 |
肺・大腸のツボ
中府 | ちゅうふ | 呼吸機能を高める作用があります |
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合谷 | ごうこく | 大腸の働きを整える働きがあります |
肺兪 | はいゆ | 呼吸器の働きを整える作用があります |
大腸兪 | だいちょうゆ | 大腸の働きを整える作用があります |
腎の不調によって起こる症状
足の冷え 耳鳴り めまい 難聴 膀胱炎 性的不能 両肩こり腎は、精(生命エネルギー)を貯蔵する(蔵精作用)、肺にある気を腎に降ろす(納気作用)、またリンパ液などの代謝を調節する(主水作用)、などの生理的機能をもちます。
また東洋医学では、腎と膀胱は表裏一体と考え、腎と膀胱の働きが低下すると、発育や性機能の障害(インポテンツや早漏・不妊)や手足の冷え、骨粗鬆症や早老化が起きます。
日常生活
腎・膀胱の弱っている人は、身体を冷やさないことが一番重要で、半身浴や足湯を行い、身体を芯から温めるよう心掛けましょう。
食品・飲料
食べ物は黒い食材が良く、具体的には、ワカメやヒジキの海藻類、黒ゴマなどが良く、適度な塩(自然塩)は、腎を調節するために効果的です。
おすすめ | ぎんなん・黒豆・山芋・豆腐・みそ・ほうれん草・きゅうり・海藻類・黒ゴマ |
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控えたい | 甘味全般・コーヒー・紅茶・動物性たんぱく質・魚貝類 |
腎臓・膀胱のツボ
太谿 | たいけい | 腎臓の働きを高める作用があります |
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勇泉 | ゆうせん | 腎臓の働きを高める作用があります |
腎兪 | じんゆ | 腎機能を活性化させる作用があります |
膀胱兪 | ぼうこうゆ | 膀胱の働きを高める作用があります |
アクセス
福岡県福岡市中央区小笹3丁目7番5号
■交通機関
西鉄バス「小笹バス停」徒歩1分
■目印
小笹四つ角を桧原(長尾)方面に300m、マルキョウの並び、大きな当整骨院「専用駐車場」隣