部活動をはじめ一般のスポーツによる痛み、趣味やダイエット目的のスポーツによる痛みや違和感でお困りの方
佐々木整骨院では、スポーツ障害の治療経験が豊富なスタッフによる手技療法をはじめ、様々な医療機器・各種テーピングなどによる適切な治療を行います。
一日でも早く痛みを和らげ、早期に競技へ復帰出来るよう、最善を尽くしますのでお任せください。
肩や首の痛み症状・原因・治療方法
腱板損傷
原因
肩部の打撲や投球、水泳など肩の使いすぎにより腱板損傷は起こります。
腱板とは、肩甲骨と上腕骨をつなぐ棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つの筋肉の腱が一体化したもので、肩関節を安定させる作用をもちます。この中でも棘上筋は損傷を受けやすい構造をしています。
症状
鋭い痛み・運動痛・腕を横に60~120度上げると痛みが出ます。夜寝ている時に痛みが増強する傾向があり、圧痛・運動制限が出ることもあります。
痛みが経過したものでは、筋の萎縮・筋力低下がみられます。
治療方針
損傷時には、安静・アイシング・テーピング固定を行います。
炎症の軽減と共に、経過をみながら適正な理学療法・電気療法・マッサージを行います。
肩関節可動域訓練・腱板・肩周囲筋の強化訓練が重要です。
腰や背中の痛み症状・原因・治療方法
腰椎分離症
原因
ジャンプや過度の使い過ぎにより繰り返し腰に負担がかかる事で発症する腰椎後方の疲労骨折です。
特に骨の未発達な10代男子のスポーツ選手に好発します。
症状
安静にしていれば痛みが出ない事が多いですが、腰を後ろに反らしたり長時間の立ち仕事によって腰痛を訴える場合がほとんどです。
痛みを我慢して運動をしたり、そのまま放置しておくと腰椎の安定性が失われ、上下の骨にズレが生じ「分離すべり症」を起こします。また、神経が圧迫され太ももやふくらはぎにシビレをきたす場合もあるので注意が必要です。
治療方針
骨折が治癒するまで安静です。
骨盤の動きを固定する為にコルセットの着用も有用です。
痛みの軽減を図るためにホットパックを用いた温熱療法や高周波治療器による物理療法などを行います。
症状が落ち着いてきたら体幹のストレッチを行い、負担の軽減や再発防止を目的とした治療を行います。
手・腕全般の痛み症状・原因・治療方法
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
原因
中年以降のテニス愛好家(40~50歳代)に生じやすいのでテニス肘と呼ばれています。
テニスで「ラケットを振る」、「ボールを打つ」などの動作を繰り返すことで、手首を伸ばす筋肉(短橈側手根伸筋)に過度の負担がかかり、この筋肉が骨にくっついている所(主に肘関節の外側)が痛みます。
症状
ものをつかんで持ち上げる動作やタオルをしぼる動作をすると、肘の外側から前腕にかけて痛みが出現します。
安静時の痛みがでないのが特徴です。
治療方針
ストレッチ痛を含め、痛みが激しい場合は安静が必要てす。必要に応じて患部のアイシング、固定も行います。
簡単トレーニング
グーパーグーパー運動
簡単にできる前腕のトレーニングです。
「グー」が屈筋群 「パー」が伸筋群のトレーニングになります。
※水中だと強度が増しますので、浴槽の中で行うのもオススメです。
野球肘 (上腕骨内側上顆炎)
原因
野球肘は、成長期(10~15歳)の投手に多発するスポーツ障害です。
名前のとおり、野球のスローイング動作、特に成長期の投手に多く発生するオーバーユースに起因します。
症状
投球側の肘の「内側」⇒「外側」⇒「肘頭」の順に発生する投球時の疼痛が主な症状のスポーツ障害です。
野球肘は内側が最も多く内側から外側に進行するので、肘外側の痛みは重症の可能性があり、慢性化しやすいため肘の痛みが出ると注意して下さい。
成長期に骨が障害されるため、肘痛だけでなく将来に支障をきたす骨変形も合併することがあります。
治療方針
初期は主原因である、オーバースローのピッチング動作の休止と投球後のアイシングを徹底します。
選手生命を脅かすこともあるので、十分なケアを心がけましょう。
症状が落ち着いてくれば、肩や肘までのストレッチを行います。
肘に限れば前腕屈筋群のストレッチがポイントです。
またピッチングは全身運動なので、股関節や体幹の柔軟性も必要になってきます。
足・脚全般の痛み症状・原因・治療方法
オスグッドシュラッター病
原因
突発的なケガではないためにスポーツ休止の判断が難しく、現場では痛みを抱えながらもスポーツ活動を継続している選手も多くいます。
主な原因としてジャンプ動作での膝屈伸時や、ダッシュやキック動作によって脛骨結節(お皿の下の骨)が強く引っ張られることにあります。
大腿四頭筋による強大な牽引力が負担となることも多いです。(柔軟性の低下)
症状
成長期(10~15歳)の男子に多く発症します。
脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて痛みを伴います。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。
治療方針
応急処置はアイシングが最も有効です。疼痛には消炎鎮痛薬(外用内服)や超音波、低周波などの物理療法なども効果がみられます。
予防には大腿四頭筋のストレッチングが最も重要です。
オスグッド用の膝サポーターも有用で、テーピング療法も行います。
シンスプリント(過労性脛骨骨膜炎)
原因
オーバーユース症の1つであり、繰り返しのランニングやジャンプを過度に行った場合に発症しやすい障害です。
過度の運動量 運動時間 運動内容日数 フォームの変更 硬い路面 薄く硬いシューズ(踵の摩耗) 下肢の形態異常(O脚、回内足、扁平足など)症状
下腿内側(主に脛骨内縁中1/3、目安として脛骨内踝より12~20cm上)の圧痛、運動時痛、腫張が主症状で、足屈筋の抵抗運動で痛みは増強します。
治療方針
急性期は局所の安静(運動の休止)、アイシング、消炎鎮痛剤を用います。また足底板を使用することもあります。
炎症がとれてくると徐々に足関節、アキレス腱を中心とした下肢のストレッチングを行います。
自発痛や歩行時痛が消失したら足趾でのタオルギャザー、足関節の軽いチューブトレーニングを行います。
セーバー病(踵骨骨端症)
原因
発育期の子どもの弱い踵骨骨端部(かかとの骨の端でアキレス腱が付着しているところ)に運動などで負荷がかかり、
そこにアキレス腱の引っぱる力が持続的に加わることで、踵骨に血流障害が起こり、踵骨骨端核(かかとの骨の骨端軟骨より先の部分)の壊死、または骨軟骨炎を発症するのがこの病気です。
自分の足に合わないシューズを履くことで痛みを誘発することもあります。
症状
かかとの軽い腫れ、圧痛、歩行時痛がその症状です。
過激な運動のあとに症状が出ることが多く、かかとの痛みのためつま先歩きになることもあります。
治療方針
過激な運動は中止して経過をみます。
足底挿板(インソール)の使用も効果的です。
また予防するには、運動前のウォーミングアップ、ストレッチが必要になります。
足関節捻挫
捻挫とは、関節に対して大きな外力が加わり、関節が正常な可動範囲を超えて引き伸ばされてしまった際に、関節を安定させる働きをもつ靱帯や血管などを損傷する障害のことです。
原因
足首を強くひねる、またひねった状態で着地することが原因で靱帯を損傷します。
※足関節捻挫のうち、9割が内反捻挫(足首を内側に捻る)といわれています。
症状
足を捻ってしまった場合、患部に内出血が発生し始めます。この内出血の発生は、足関節を構成する靭帯に微小の断裂や部分断裂が発症している証です。
また、この内出血のスピード及び量は、重度の捻挫であるほど「早く広がる」「大量の血液が集まる」という傾向があります。
内出血の状態からも捻挫の症状の度合いをある程度確認することが出来ます。
治療方針
捻挫の応急処置はRICEを根本に治療を行います。
初期は適度な固定を行い、サポーター、テーピングを使いながら段階的なリハビリを行います。
予防トレーニング
① タオルギャザー(初期の痛みがある内)
② カーフレイズ(痛みと腫れが消えたら)
③ 外反筋の強化(長腓骨筋、短腓骨筋など)
足底筋膜炎
原因
ランニングやジャンプ動作などで体重刺激が足部にかかる場合、足底腱膜は繰り返しの牽引刺激によって腱が変性、微小断裂や炎症が発生しやすくなります。
扁平足の競技者は回内足を合併しやすく、中央部の土踏まずに痛みが存在しやすいのです。反対に、ハイアーチ(甲高)では柔軟性が乏しく、腱膜を損傷しやすい傾向があります。
症状
荷重時の足底部痛は、かかとに近い所
① 腱膜起始部に最も多く発生
② 中央部(土踏まず)
③ 遠位部の3ヵ所が好発部位
※特に起床時や練習開始時に痛みが出やすい傾向があります。
治療方針
急性期は局所の炎症を抑えます。
ランニング、ジャンプ練習の休止して消炎鎮痛剤も症状します。
痛みが引いてきたら、足底から下肢にかけてのストレッチ、テーピングやインソール使用などによって足底部のアーチ形態を機能的、解剖的に補正して、ショックを和らげます。
腸脛靱帯炎(ランナー膝)
原因
長距離ランナーに多く発症する膝障害、主因はオーバーユースです。
膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆(膝の外側)と擦れることにより炎症が起こり、痛みが発生します。
症状
大腿骨外顆周辺に限って圧痛が存在します。
腸脛靱帯は明らかに緊張し、靱帯に沿って痛みがでることもあります。
初期はランニング後に痛みが発生しますが、休むと消失します。
この状態を続けていくと、休んでも痛みが消失しなくなってくるので注意が必要です。
治療方針
症状の誘発方法グラスピングテスト・・・膝を曲げた状態で太ももの外側(膝の2~3cm上)を押さえて、膝を伸ばしていく。途中で痛みがあれば、腸脛靭帯炎の可能性。
オーバーユースで発生する症状なので、まず運動を中止し、必要に応じてアイシングをします。
熱感が取れるとems治療、高周波などの物理療法を行います。
肉離れ
原因
スポーツによるものが多く、筋肉が伸ばされながら収縮すると、筋力に負けて部分断裂や完全断裂を生じることがあります。それが「肉離れ」です。
症状
肉離れの症状には、症状の重さによって3段階に分けられます。
軽症 | 部分的に小規模の断裂が生じているケースです。痛みはあるが自力歩行が可能な状態です。 |
---|---|
中等度 | 筋肉の一部断裂で、皮下出血が発生し自力歩行が難しくなってきます。 |
重症 | 筋肉の断裂が深く、患部には陥没が確認でき、皮下出血が広範囲に発生します。自力歩行はほぼ不可能となり激痛を伴います。 |
治療方針
急性期にはRICE処置をし、その他にもテーピングや電気療法を行います。
完治すれば、再発防止策の為にストレッチと筋力強化を入念に行います。
アクセス
福岡県福岡市中央区小笹3丁目7番5号
■交通機関
西鉄バス「小笹バス停」徒歩1分
■目印
小笹四つ角を桧原(長尾)方面に300m、マルキョウの並び、大きな当整骨院「専用駐車場」隣