腰痛は現在、日本人が抱えるお身体の悩みの中で最も多いものとなっており、当整骨院に来られる患者様の中でも一番多いのが腰痛です。皆様も腰痛に悩まされた経験はありませんか?
腰痛と一言で言っても原因や症状は様々です。
当整骨院では熟練したスタッフがしっかりとした問診、様々な検査法を用いて患者様の症状を見極め、一人一人に合わせた治療を行ってまいります。
腰痛はそのまま放置しておくと、どんどん症状が悪化していく事が多く見受けられます。
少しでも痛みや違和感などがあれば、悪化する前に是非一度ご来院ください。
ぎっくり腰
重い物を持った時やベッドから起き上がろうとした時などに、突然腰にぎくっとした激痛が走ったことはありませんか?
一般的にぎっくり腰と呼ばれることが多いですが、正式には急性腰痛と言います。
急激に発症した痛み
動作によって悪化する痛み
明らかな神経痛や麻痺などは合併しない
レントゲンやMRIではっきりした異常は認めない
1~2週間ほどの比較的短期間で痛みが治まる
上記などを満たすものを言い、欧米ではその痛みの激しさから“魔女の一撃”とも呼ばれます。
捻挫をした時と同様に急性期(発症から72時間以内)には筋肉や関節に炎症が見られ、前かがみや椅子から立ち上がる等原因となった動作に伴って痛みが増悪し運動に制限がかかります。
重症の場合にはひとりで歩く事もままならなくなることがあります。
椎間板ヘルニア
第一にヘルニアとは体の組織が本来あるべき位置から脱出してしまった状態をいうため、椎間板に限らず鼠径ヘルニア(脱腸)や臍ヘルニア(でべそ)など体の色々な場所で発生します。
脊柱は上から順に頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨とグループ分けされていて、その中の腰椎に存在している椎間板が押しつぶされ中身の髄核が飛び出し、神経に触れてしまっている状態を椎間板ヘルニアといいます。
活動量の多い20代~40代の男性に発症しやすいといわれていますが、年齢性別関係なく発症する可能性があります。
脊柱管狭窄症
背骨は、椎骨とそれをつなぐ椎間板や黄色靭帯などで構成されており、その内側には脊髄の神経が通る「脊柱管」があります。脊柱管狭窄症とは、その脊柱管が狭くなる病気です。
50歳代から徐々に増え始め、60~70歳代に多くみられます。高齢者の10人に1人は腰部脊柱管狭窄症であり、推定患者数は約580万人といわれています。
坐骨神経痛
坐骨神経痛を病名と思われている方がいますが、頭痛や腹痛といったものと同じように「症状」を表す言葉です。
さまざまな原因によって坐骨神経が圧迫されたり刺激を受けることで、痛みやしびれなどが起こります。
その症状を総称して「坐骨神経痛」と呼びます。
腰椎分離症
腰椎(腰の骨)の後方部分に発症する疲労骨折です。
第5腰椎で発生する事がほとんどで腰椎分離症の多くは、腰痛がきっかけで発見されます。
腰痛そのものはありふれた症状ですが、体勢によって症状が変動することが特徴です。
腰椎後部の神経組織を保護している"椎弓"の一部が分離する為、上体を後ろにそらすと痛みを感じるケースが多く見られます。
筋・筋膜性腰痛
腰の筋肉や筋膜に、急性または慢性的に負担がかかることによって生じる腰の痛みが筋・筋膜性腰痛と言われています。
スポーツや姿勢不良による腰の痛みも筋・筋膜性腰痛である場合が多いです。
この腰痛は、腰椎(腰の骨)の骨折でないためレントゲン等での異常が見られず、ヘルニアでもないので足への痛みや痺れが見られないのが特徴です。
ぎっくり腰も筋・筋膜性腰痛が原因で発症する場合があります。
また、腰椎や骨盤のバランスが乱れることで筋肉の緊張が強くなり、乳酸などの痛みの原因となる物質を分泌して痛みが出ることもあります。
仙腸関節炎
仙腸関節とは骨盤の中心にある仙骨が左右の腸骨に挟まれるように組み合わさってできている関節です。
前後左右に数ミリの可動域があり、背骨の動きと連動して動く仕組みになっています。この数ミリの動きの幅があることによって、背骨からかかってくる荷重や衝撃をうまく分散して逃がしています。
この仙腸関節の働きは、全身のクッション機能の要になっており、特に腰椎や膝などの下半身の関節への過重負担は、仙腸関節のクッションがどれだけ働いているかで大きく変わってきます。
この仙腸関節に負担がかかり炎症が起こることを仙腸関節炎といいます。
側弯症
通常背骨は前から見ると真っ直ぐであるのが正常な状態です。しかし何らかの原因で、背骨がねじれ、左右に湾曲することを側弯症と言います。
思春期の女児に発症することが多く、成長と共に進行していきます。
腰椎圧迫骨折
腰椎(腰の骨)の縦軸方向に、骨を押しつぶすような急激な力や衝撃が加わることで発生する骨折です。
脊柱にある椎体(背骨を形成する平べったい骨)のうち胸椎に発生する骨折を胸椎圧迫骨折、腰椎に発生する骨折を腰椎圧迫骨折といいます。
骨の損傷のため、シビレなどの神経症状を引き起こすことは比較的すくないですが、骨が転移することで神経が圧迫され、シビレや筋力低下を
引き起こす場合もあります。
椎間関節症
脊椎(背中の骨)の後方、左右にある小さな関節のことを椎間関節といいます。
それらは、靱帯で繋がっており脊椎の動きをスムーズにしています。
その関節に対して何らかの刺激や変性、長期的な負荷がかかり徐々に変形、痛みが生じることを椎間関節症といいます。
後縦靭帯骨化症・黄色靭帯骨化症
後縦靭帯は脊髄の前方、黄色靭帯とは脊髄の後方に位置する靭帯で、上下の椎体をつないでいるバンドのようなものです。これにより椎体同士が外れないようになっています。
その靭帯が分厚くなり骨のように固くなってしまうことで、さまざまな神経症状が起こることを後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症と言います。
腰痛予防動画
腰痛の原因は日常生活のあらゆるところにあります。日常生活を送る上で蓄積された腰へのストレスが筋肉を緊張させ、血液の流れを悪くするからです。
「ストレッチ」で筋肉をほぐしたり、「体操」で骨盤の動きをよくしたりすることで血液の流れを改善し腰痛を予防しましょう。
「日常生活」を送る上で気をつけることをまとめたものもご紹介させていただいておりますので合わせてご覧ください。
今の症状をもっと早く楽にしたい、続けて通うのが難しいという方へのセルフケアにもオススメです。
アクセス
福岡県福岡市中央区小笹3丁目7番5号
■交通機関
西鉄バス「小笹バス停」徒歩1分
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小笹四つ角を桧原(長尾)方面に300m、マルキョウの並び、大きな当整骨院「専用駐車場」隣